ミューソレーターについてのQ&A
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ミューソレーターについてのQ&A

質問一覧

質問 μ-Solatorはどの程度の地震まで対応できますか?
また、直下型地震等の激しい縦揺れにも免震の効果はありますか?

回答 過去に起きた縦揺れを含む地震波(兵庫県南部地震・新潟県中越地震)を入力した試験を行ない、効果の検証をしています。縦揺れに対しては直接の免震効果はありませんが、積載物の転倒が無い事を確認しています。

質問 μ-Solatorはメンテナンスが必要ですか?

回答 メンテナンスフリーです。μ-Solatorは原理をそのまま商品にしているので、余計なものがありません。許容値以上の重いものを載せてプレートが曲がらない限り、壊れる部分がありません。部品点数が少ないのでエラーが起こりにくく、いつどこで起こるか分からない地震に対して、適切な性能を発揮します。

質問 μ-Solatorは手で押せば、動いてしまいますか?

回答 μ-Solatorの静止摩擦係数は、約10%に設定されているので、搭載機器重量の"1/10程度"の力で押すと動き出します。たとえば、400kgのサーバーラックは、約40kgの力で動きます。感覚的に言うと、誤って押す程度では動きませんが、意図的に動かそうとすれば動きます。
また、動摩擦係数は、約6.4%に設定しており動き出してもこの摩擦抵抗で減衰し自然停止します。

質問 μ-Solatorの地震後の復旧はどのようにするのですか?

回答 直置きタイプの場合は、積載物を引っ張ったり若しくは押して原点位置へ復旧します。人力では動かない重量機器の場合は、ラッシングベルトで引っ張る仕様をご提案しております。

質問 μ-Solatorの可動範囲はどのくらい必要ですか?

回答 可動範囲は大きいほど安全性が高くなりますが、通常はμ-Solatorの周囲25cmを推奨しています。これは、阪神や新潟の地震で、実際に地動が20cm~25cm程度動いていることと、経済性を考慮して25cmとしています。
また、この25cmは地動を元にしており、だいたい建物の6階以下で適用できますが、それ以上の高層階では時刻歴応答解析などを行って、その可動範囲を決めます。
そして、想定外の巨大地震や高層階のために、可動範囲を超えたとしても、μ-Solatorの場合ははみ出しても多少加速度は増えますが、床上を滑って自然停止し、大惨事に至ることはありません。また、壁との距離が少ない場合は、衝撃吸収するエアダンパーなども準備しています。
他社の免震装置は、可動範囲を超えた場合、ストッパーに衝突し大破したり、ベアリングの玉が飛び出したり、フレームに当って免震機器そのものがゆがんだり、ラックごと転倒したり、という被害が出ています。

質問 μ-Solatorは公的機関の認定を取得しておりますか?

回答 国土交通大臣認定(建築基準法第37条第二号)を取得しています。戸建住宅等の免震にも採用できます。ただし、室内に設置する場合、本来このような認定は不要ですが、製品の信頼性を高める目的で取得しています。
また、μ-Solatorは国内特許・国際特許(アメリカ・中国・台湾など)を取得済です。

質問 μ-Solatorの免震性能は?

回答 μ-Solatorは、いかなる大地震の揺れでも100gal以下(震度4程度)に低減致します。これは仮に1万galの揺れが発生したとしてもμ-Solatorは100galに低減するということです。(震度7⇒震度4、震度5⇒震度4の揺れとなります。)

質問 μ-Solatorの搭載物の重量制限はありますか?

回答 1平方メートルあたり100tonです。ただし、脚のついている搭載物の場合は集中荷重になるので、1脚(φ50)1tonになります。脚の下に応力分散板を挟むことを推奨します。→平均面圧100ton/㎡

質問 μ-Solatorはどんな実績がありますか?また、対応できない搭載物はありますか?

回答 μ-Solatorの実績としては、「サーバーラック」、「薬品棚」、「精密機器」、「クリーンルーム機器」、「医療機器」、「銅像・仏像」、「美術品」、「倉庫」、「水槽」等の免震で採用されています。
震度4程度で転倒するようなものは、使用できないことになりますが、ほとんどないと思います。
むしろ、設置床の条件で、柔らかい床、デコボコ床、高層階の床などでは使用できないことになります。

質問 μ-Solatorはどのような寸法で商品化されていますか?

回答 μ-Solatorは設置環境、搭載物、室内形状等に合わせて、設計を行います。製品の基本寸法は、機器・床免震用⇒500㎜×500㎜、サーバーラック用⇒600㎜・700㎜×400㎜となります。重量は約20kg~/㎡です。
また、特注形状も対応していますので、その都度ご相談ください。

質問 μ-Solatorの瑕疵保証期間はどのくらいですか?

回答 μ-Solatorの瑕疵保証期間は、納品日より1年間です。

質問 μ-Solatorの製品納期は発注後どのくらいですか?

回答 通常はご発注後1ヶ月です。数量によって異なりますが、予め必要時期をお知らせいただければ対応します。

質問 地震の被害に対する保証はあるのですか?

回答 1年間の製品保証はありますが、地震に関する保証はありません。

質問 他の免震装置と比べて、何が違うのですか?(特徴は?)

回答 ベアリング型の免震装置は少し押すと果てし無く動いて行くので、ストッパーが必要になります。そして、ストッパーがあると想定外の大地震発生時には、ストッパーに衝突し搭載物が転倒する恐れがあります。一方、μ-Solatorは動摩擦係数が6.4%・静止摩擦係数が10%もあるので、押してもすぐ止まるのでストッパーが不要です。ストッパーがないので、想定外の大地震発生時が発生してはみ出たとしても、多少加速度は増えますが自然停止するので、被害を最小限に抑えることができます。

質問 縦揺れに対しても免震になりますか?

回答 残念ながら、縦揺れに対しては免震になりません。ただし、縦揺れが増幅することはなく、縦揺れが原因で搭載物が倒れることはありませんでした。兵庫県南部地震における縦揺れは最大332ガルであり、これは重力加速度の1/3に相当します。この地震波を入力した三軸加振実験でも問題ないことを確認しています。
一方、他社のベアリング型の免震装置は、4個程度のベアリングで支持され、その間を板や梁で結ばれており、その板や梁の曲げ変形に地震波が共振して約20倍の縦揺れに増幅し、カタカタと飛び上がることを実験で確認しています。

質問 東北地方太平洋沖地震(3.11)では大丈夫でしたか?

回答 福島県・茨城県・千葉県でμ-Solatorにサーバーラック・試験体培養シャーレ等を設置していましたが、全く問題ありませんでした。

質問 μ-Solatorはどこで生産しているのですか?

回答 国内で生産しています。日本製です。

質問 μ-Solatorを高層階に設置したいのですが?
また、直下型地震等の激しい縦揺れにも免震の効果はありますか?

回答 設置階が6階以上又は16m以上の場合は都度ご相談ください。

質問 クリーンルームへの設置は対応できますか?

回答 対応可能です。表面処理の仕様が異なります。個別にご相談ください。

質問 μ-Solatorの耐用年数は何年ですか?繰返しの地震には性能は落ちますか?
また、直下型地震等の激しい縦揺れにも免震の効果はありますか?

回答 μ-Solatorは2枚の板のみで構成されており、故障する箇所もありませんので、半永久的に使えます。
μ-Solatorは数々の実験を繰り返しており、兵庫県南部地震を4回連続して加振し、都度摩擦係数を測定しましたが、実験前と実験後に大きな変化が無い事を確認しております。

質問 μ-SolatorにMSDSはありますか?

回答 μ-Solatorはステンレス製のセルシートと鋼製の滑走プレートの2枚の板に表面処理を施しています。表面処理の詳細は社外秘となっておりますのでMSDSはありません。

質問 設置可能な環境はありますか?(温度条件、湿度条件)

回答 通常の温度(0℃~30℃)、湿度(20%~80%)なら問題ありません。それ以外の場合は、個別にご相談ください。

質問 セルシートと滑走プレートの隙間で結露が発生した場合、摩擦係数に影響をもたらしますか?

回答 ほとんど影響はありませんが、明らかに結露する条件であれば、防錆対策が必要となります。仕様が変わりますので、都度ご相談ください。

質問 コーティング素材の耐荷重はどのくらいですか?
また、直下型地震等の激しい縦揺れにも免震の効果はありますか?

回答 カタログ掲載値がそれです。平均面圧100ton/㎡、集中荷重1ton/脚です。

質問 どのような業界から、引き合いが発生していますか?

回答 IT・総合電機・半導体・医療機器・医薬品卸・美術館・博物館・官公庁・etc

質問 μ-Solatorの設置環境・方法・設置精度について教えてください。

回答
1. 固定方法:μ-Solatorは、床面にセルシート(下板)を両面テープで貼るだけで、固定工事や特別な工具は不要です。(床面とセルシートの摩擦抵抗力>セルシートと滑走プレート(上板)の摩擦抵抗力なので、性能上は両面テープも不要ですが、施工の利便性から両面テープを使用しています。)
2. 設置環境:屋外・屋内を問わずご使用頂けます。屋外設置の場合は、水・ゴミ・埃等の侵入防止のため、外周面か前面にグリスを充填します。
3. 設置精度:目視にて平坦であれば設置可能です。ただし、段差(1mm以上)がある場合のみ、削ったり、埋めたりして滑らかに補修してください。

質問 μ-Solatorは後から増設することが可能ですか?

回答 μ-Solatorは50cm正方形が標準サイズで、敷きだけの施工方法なので、増設や移設、転用などが行い易いです。

質問 μ-Solatorの搭載物について「高さ制限」はありますか?

回答 摩擦係数が10%なので、理論的には幅高さ比が10以下なら大丈夫です。しかし、床の平滑度や搭載物底面の平滑度、重心位置などに影響されるので、実際には、幅高さ比が5以下を推奨します。幅高さ比が5とは、奥行45cmの書棚なら高さが225cmのことです。

質問 μ-Solatorへ搭載物を載せる「位置」に制限はありますか?

回答 ミューソレーター敷設範囲内(外周部より25cm内側)であれば、どこにでも置けます。また、展示ケース用のようにベースプレートを用いることで、免震対象物と同面積での施工も可能です。

質問 サーバーにμ-SolatorのRASタイプを採用した場合、地震時にケーブル類が切断されることはありませんか?

回答 ケーブルをまとめて、円筒状のスポンジ材で囲っていただければ問題ありません。

質問 μ-Solatorの施工は専門業者や資格が必要ですか?自社でも施工できますか?

回答 施工に関する認定制度は設けていません。お客様で施工できる物もあります。
ただし、非常に単純な施工なので、「本当にこれでよいのか?」という疑問に対して、「誰が判断するのか?」という問題があります。そこで、施工はお客さまで行い、立ち会いを依頼されるケースも多いです。

質問 屋外でμ-Solatorは使えますか?水の浸入に対してどうしますか?

回答 屋外の納骨堂で実績があります。免震領域の周囲にグリスのシール帯を設けて、水や砂が浸入できないようにします。

質問 セルシートと滑走プレートの隙間に昆虫、小動物、埃が浸入している場合、いざというときに免震機能に悪影響を及ぼす可能性はありませんか?また、製品及び施工方法にて防止策がとられていますか?

回答 隙間への異物混入による影響はございます。μ-Solatorの構造上、機能上隙間をなくすことは出来ません。保護シートをμ-Solatorより大きめに被せること、ユーザー様において清掃等の管理を行うことが異物混入の防止策となります。

質問 μ-Solatorが本来の機能をはたさない設置状況、設置環境を教えてください。

回答 異物混入の要素が設置場所にある場合、また、床の傾きが6/1000以上、段差が1mm以上ある場合は設置できません。