金剛力士像|東京国立博物館

美術館・博物館

明治五年創設。日本で最も長い歴史をもつ最大の博物館。

東京国立博物館は、明治5年(1872年)に創設された日本で最も長い歴史をもつ博物館。本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館、黒田記念館の6つの展示館と資料館などで構成され、国内最大規模を誇ります。国宝や重要文化財など収蔵品の総数は12万点以上(2025年6月現在)にのぼります。


圧倒的な存在感..力強さと美しさを兼ね備えた日本彫刻の傑作

本館1階の11室に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、威厳に満ちた高さ約2.7メートルの二体の巨像 - 金剛力士立像(仁王像)です。口を開いた「阿形(あぎょう)」と、口を閉じた「吽形(うんぎょう)」は、宇宙のはじまりと終わりを表す「阿吽(あうん)」を象徴し、仏教を護る守護神として、古来より寺院を守ってきました。

金剛力士立像-展示台透過図
厚さわずか3ミリ。鑑賞環境は設置前と変わりません。


平安の世を未来へ伝える歴史的に重要なこの日本彫刻を、地震災害から守るためにミューソレーターを設置しました。あわせて、同展示室内にある展示ケース3台も免震化しています。

■工事概要: 本館11室 展示ケース・展示台ほか更新工事
■施工範囲: 金剛力士立像 2体、展示ケース 3台



東京国立博物館

https://www.tnm.jp/
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

関連記事

特集記事

TOP

製品資料

お問い合わせ

CLOSE

製品資料

お問い合わせ