エスネルデザインの村松です。
私の自邸-森のエスネルは新潟県柏崎市に建つ2階リビングの家です。
デイベッド、階段上ロフト、出窓ベンチ、ワークWIC、マルチWIC、、
多彩な居場所、居心地を叶えました。
- 延床面積=27.9坪
- UA=0.22(G3)
- 耐震等級3
- 太陽光パネル設置
- 杉板外壁×植栽
これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です。
- 暖かさ、涼しさ、住みやすさ。
- 自然を感じる空間(窓辺、玄関ポーチ)。
- 住んでからの支出が抑えられる家、経済的なゆとり。
- 災害時に暮し続けられる家、価値が下がりにくい家。
- 設備のメンテナンス-交換が低コストで容易に出来る家。
- シロアリや雨などに対して耐久性の高い家。
など『心安らぐ暮らしを叶えたい』という思いを形にしました。
また家を極力コンパクトに抑えることで暮らしにかかるトータルコストを抑えられるよう考慮しています。
- 耐震性や断熱気密性が確保しやすいシンプルな総二階。
- 奇を衒わない『素直な設計』。
を心がけています。
外壁に採用した杉板は
- トータルコストパフォーマンス。
- 自然への想い、経年変化を愉しむ。
- 日本の風景の継承。
等の想いを込めています。
また心地良い半屋外空間を作りました。
『ウッドデッキ玄関ポーチ』
「この場所で晴れも雨も雪の日も、珈琲を飲みながら四季の移り変わりをぼーっと眺めて過ごしたい。」と思っています。
また自邸を建てる上で最も叶えたかったことは『心地良い特別な居場所(窓辺)』を造ること。
『窓辺ベンチ』
移りゆく自然から大きな癒しを感じています。
叶えたかったのが『洗面室から景色を眺める窓』を得ること。
『マルチWIC』
マルチWICとは「洗面-洗濯-物干し-脱衣-収納室」。
「洗う」→「干す」→「たたむ」→「仕舞う」を一室で完結。
動線を短縮し日々の家事を楽にします。
自邸のコンセプトは『別荘と家の間』。
家を新築することは誰でも出来るわけではない時代に入ってきている。
もし自分の家を建てられるのであれば自分たちだけの特別な居場所を叶えたい。と考えています。
当該地は垂直積雪量1.5m超の多雪地域。
また過去に大きな地震が発生したエリア(中越地震、中越沖地震)。
これからまた大地震が来ることを想定し、その際に構造耐力の低下-損傷を極力抑えられるよう制震テープを採用しました。
決め手となったのはアイディールブレーンさんが行われている耐力壁の実大実験です。
繰り返し地震を受けた耐力壁の損傷や制震テープの効果を実感することが出来ました。
積雪の荷重を含め耐震等級3をクリアしていますが制震テープによりさらに耐力が得られることを期待しています。
文・村松 悠一 /住宅設計エスネルデザイン 代表

escnel
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住宅設計エスネルデザイン
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