地震の力を免れる
免震とは?

免震構造住宅
「免震」とは、ベアリングや積層ゴムを建物の下に設置し、地面の揺れから免れる工法です。いわば建物が宙に浮いた状態で地面だけが動くという、地震対策としては理想的な工法です。しかし、小地震や台風などで建物が動いたり、建物の周囲を空ける必要があったりといくつかの制約があります。

アイディールブレーンでは、データセンター・医療機関・美術館・博物館・倉庫・工場など様々な分野で利用可能な室内免震装置「ミューソレーターを製品化しています。
免震工法のメリット
●地面の揺れが建物に伝わらないため、建物の損傷・家具の転倒などを最小限に抑えることが可能です。
●建物がほとんど変形しないため、本来の耐震性能を維持します。

地震の力を制(制御)する
制震とは?

制震構造住宅
「制震」とは、エネルギー吸収体を住宅に配置することで建物の揺れを抑える工法で、超高層ビルや橋にも採用されている最新の揺れ防止技術です。
耐震工法と組み合わせることにより、安全性を高めることが可能となります。

アイディールブレーンでは、住宅をまるごとダンパーにする「制震テープ®・摩擦抵抗力を利用した「ミューダム®・塑性変形力を利用した「ディーエスダンパーを製品化しています。
制震工法のメリット
●エネルギーを吸収し、建物の変形を抑えます。
●変形を抑え、建物のダメージを低減します。
●ダメージを低減し、本来の耐震性能を維持します。
●免震工法と比較し低コストなため、一般住宅での採用が可能です。

一般的に「制震」とは

地震エネルギーを熱エネルギーに変換し小さくすることです。
制震装置は、エネルギーの変換役として、建物に損傷を与える地震エネルギーを減少させ、地震の揺れを制御します。
制震構造住宅

地震の力に耐える
耐震とは?

耐震構造住宅
「耐震」とは、筋交いや面材によって強度を高めて、地震の力に耐える工法です。建築基準法では、1923年の関東大震災クラスの地震に耐えられる建物の強さを耐震等級1と定めています。
しかし、1995年の兵庫県南部地震では、想定を大きく超える地震波(818gal)が観測され、より高い強度が必要となりました。これがきっかけで作られたのが、耐震等級2と、耐震等級3です。
住宅性能表示基準の耐震等級

耐震+免震 耐震+制震

建物そのものの形を保持するための工法が耐震です。そして、その保持能力をさらに強化させる工法が免震と制震です。近年の地震対策は、耐震にプラスして免震か制震を取り入れることが多くなっています。

どうして耐震だけではダメなの?

柱・梁と面材を金物で固定して揺れに「耐える」耐震ですが…
金物固定は地震を受ける度にどんどん緩んでいきます。さらに全体のバランスが取れていなければ、弱いところにどんどん緩みが集中し、全体損傷の引き金になってしまいます。
アイディールブレーンが考える木造住宅の地震対策

耐震+制震で無損傷を目指します。


アイディールブレーンは「人命の安全」だけではなく「住宅の価値」も守ることを目指します。建築基準法で規定された耐震構造は「人命の安全」を守るのが精いっぱい。
日本は世界一の地震多発国。新築直後に大地震が来たらどうなるでしょうか?
家が傾き、サッシが破損し、壁紙が破れ、それらの補修費用で二重ローンになるかもしれません。新築時に追加費用を出してでも安心できる地震対策を講じておくことをお勧めします。

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