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いくつかの原因が考えられます。
1 壁材・家具が粘着材に適していない
粘着体が粘着しない壁材があります。ご購入前・ご使用前に粘着テープがしっかりと粘着することをご確認いただくことをお勧めいたします。粘着しづらい壁材には以下のようなものがあります。
①和壁(じゅらく壁・塗り壁・砂壁)
②紙・布製の壁紙
③老朽化の激しい、塗装壁・ビニールクロス
④結露する壁
⑤脂・埃等で汚れた壁紙
⑥シリコン加工の壁紙・粉体をまぶした壁材
以上のうち、①~④については使用をおすすめしません。
また、ビニールクロスで20年前後使用されているものは、表面に粉がふいた状態になっていることがあります。この場合は、粘着テープ等で粉を除去してから粘着して下さい。
⑤⑥については濡れ雑巾などで丹念に拭き、汚れや油分を除去し十分に乾燥したことを確認してから粘着して下さい。
2 粘着体に張力が発生して、はがれてしまう
ガムロック
™は「弱い張力でも持続してかけ続けると外れる」という性質を生かすことで、脱着を容易にする構造です。そのため、設置時に不要な張力が生じていると、いつの間にか外れている場合があります。これを防ぐためには、商品パッケージの取り付け説明書通りに取り付けていただくことですが、コツとしては以下のようなことがあります。
①家具の傾きを考慮しつつ取り付ける。
購入当初はきちんと真四角な家具も長年の使用や運搬・移動等により少しずつ傾いてくることがあります。取り付け時に、傾きを無意識に補正しようとして押し付けてしまわないよう注意して下さい。また、家具に入れたものの重みで形状が変化し外れることもありますので、定期的に取り付け状態をご確認いただき、外れていた際には再度取り付けて下さい。
②ベルトを張り過ぎない(NewBB、NewMB、SB(旧TV))
ベルト式ガムロック
™のベルトはやや緩んでいる状態が正しい設置状態です。ベルトに張力がかからないようにして下さい。
また、金具や樹脂製の他の商品についても、押しつけすぎて本体が傾くなど不自然な状態で設置されないようにして下さい。
③設置面のほこり・汚れなどを除去する
粘着材を利用する商品ですので、ほこりや汚れを除去していただくのは当然ですが、油分や水分も丁寧に除去して下さい。とくに脂汚れは家庭用洗剤等できれいに除去してから、十分に乾燥させて下さい。
3 壁材、家具・家電に粘着できない
通気窓、ネジ穴、曲面、ヘコミ等で、粘着体がしっかり対象に粘着しない場合があります。このような場合は十分な粘着力が得られません。粘着面の90%以上が対象に密着していることを確認して下さい。
また凹凸の大きな対象の場合はしっかり押し付けて、上記90%の状況にして下さい。また、10度以下の低温の場合は粘着体が硬化して対象に密着しづらい場合があります。
このような時は、暖房器具等を用いて十分粘着体を柔らかくしてから設置して下さい。粘着後については硬化しても0度以下にならなければ粘着力は変わりません。
上記の方法でも、うまく設置できない場合は、お電話、メール等でお問い合わせ下さい。
【お問い合わせ】
アイディールブレーン株式会社
TEL:03-6910-0411
FAX:03-6910-0412
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